2010年03月10日

民法と建築基準法

隣地境界線から、どれくらい離して建物を建てますか?

民法では、境界線から外壁の面まで500mm以上離さなければならないとなっていますが、建築基準法にはそんな規定がないんですよね。

実際、隣地境界線いっぱいで計画しても、確認申請は通るんですよ。市町村によっては、誓約書等が必要な場合がありますが、それでも誓約書等を提出すれば通ります。

何か変だと思いません?

たしかに民事の事ですが、家を建てる建築主にとれば、役所が建てていいと言ったのに、隣地の人と揉めた場合、最悪は工事が中断される事もあるんですからね。

施主にとってみれば、納得いかないと思います。

自分が設計する時は、隣地境界線から壁芯まで600mm程度空けて計画しますが、施主の要望で空き寸法が狭くなる事もよくあります。

その場合は、隣地の方に話に行きますが、施主と仲が悪い事が多々あり困ります。
posted by なにわの建築士 at 00:21 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築関係

2010年03月09日

本日の業務

本日は、

店舗付住宅の確認申請用の図面チェック及び申請書類の作成をメインにおこなっています。

確認申請を提出する市町村によって、書類の形式や種類が微妙に違うので、ちょっと面倒くさいですね。

全国で全ての手続きを統一化してほしいです。
posted by なにわの建築士 at 15:04 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築関係

2010年03月08日

日影規制

日影規制とは、ある一定の高さを超える建物が隣地に基準を超える日影を落とさないように建築基準法で定められている法律です。

だいたい住宅ですと、3階建ての建物が日影規制にかかる可能性がありますので、気を付けて下さい。
posted by なにわの建築士 at 07:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 建築関係